391キラリ!
BELLRED 「僕らの魔法~チャンネティッピ~」
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「ハレノヴァ」Vol.04!祝!「キラリ!」投票1位は、若きスーパーグループBELLREDでした。おめでとう~。6月21日土曜日、彼ら初の路上ライヴが上野で催されるということで出かけました。初夏の上野公園、ハスの葉が生い茂った不忍池のほとりにたどりつきます。
おー、ペルーの楽隊が演奏中。「コンドルは飛んでいく」。サウンドシステムがしっかりしてるし、自主制作のCDもきっちり販売していて、路上キャリア長いんだろうな……という存在感。これは強敵だぞ!と思っていると、その向こうでBELLREDがセッティングを始めていました。
それぞれストリート用のモニタースピーカーを準備して、交代で外音を聴きながら、バランスを決めていきます。ようやく準備完了。1曲目が始まります。まだ、お客さんは集まってきていません。あれ!?1コーラス終わったところで、年輩の警察官の方が登場……。演奏がストップします。しばし整列して、話を聞く4人……。
警察の方が立ち去ったのちに駆けよって「どうしたの?」と聞くと、ここで演奏するには許可が必要で、新宿の都庁に行かなきゃいけないんだって。なるほど……。でも、今日は土曜日だから、都庁閉まってるよね。たった1分半で終わってしまった路上デビュー。なんという運のなさ、いや、ドラマチックさ……。僕は、彼らの路上ライヴファン第1号、路上デビュー唯一の目撃者として、¥200-のCDを購入して、別件に向かいました。ペルーの楽隊、ひきつづき演奏中。彼らもちゃんと許可をとっているってことだよね。
夕方、ギターの松浦くんからメール。あのあと新宿に移動して、再び路上ライヴを敢行。「警察の方に止められるまで、10曲くらい演奏できました!持っていったCD、全部売れました!」とのこと。「ハレノヴァ」Vol.04、BELLREDがclubasiaに登場します。 【トミナガ】
それぞれがバンドのフロントマンやシンガーソングライターとして活動する4人が集まった平均年令20才のポップグループ。僕はBELLREDに出会う前にひとりひとりのパフォーマンスを拝見したことがあります。音楽系の専門学校「ESPミュージカルアカデミー」のヴォーカル・プレゼンテーションで僕が特に「よいなあ」と思った人たちが、新しくユニットを作りました!と清水先生・松尾先生からご連絡をいただきました。ある意味、ESPのスーパーグループ。
レコメンドした「僕らの魔法~チャンネティッピ~」は4人のシンガーとしてのキャラクターがよくわかる楽しい1曲です。やりとりしている松浦くんいわく「出来があまりよくないので、ほかの曲を……」と言っていたのですが、まずは自己紹介としてこの曲がよいかなと思いました。たぶん実際のステージはこれよりもっとよいでしょう。6月21日に東京の上野公園で路上ライヴの予定。7月からも定期的に路上を考えているそうで、おもしろそうですね。 【トミナガ】
4人組のアコースティックポップスバンド。全員が楽器を演奏し、全員がリードボーカルをとる。
ひとりひとりの個性あふれる歌声とそのハーモニーが持ち味。
それぞれの違った活動で培った音楽性を持ち寄りアンサンブルの楽しさを伝える歌を奏でる。
u ヴァイオリン、ボーカル
松浦航大 ギター、ボーカル
じょった カホン、ボーカル
こゆり キーボード、ボーカル